雑草の萌芽

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プレミアイベント(Standard)初挑戦

ミヤコさんといっしょにスタンダード構築のプレミアイベントに参加してみました。参加者は33名でした。今月は参加賞としてUnhingedの沼が配られるので、6チケットの参加費が少し割安な感じです。まあ、決して安くはありませんが。

使ったデッキは白単ウィニーです。トーナメントレベルのデッキは他に持っていませんし、一番使い慣れているデッキを選びました。
・土地22枚
18《平地/Plains》
1《永岩城/Eiganjo Castle(CHK)》
3《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》

・生物20枚
4《サバンナ・ライオン/Savannah Lions(8ED)》
4《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CHK)》
4《灯籠の神/Lantern Kami(CHK)》
4《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter(MRD)》
4《薄青幕の侍/Samurai of the Pale Curtain(CHK)》

・呪文18枚
4《急報/Raise the Alarm(MRD)》
4《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》
3《天羅至の掌握/Terashi's Grasp(BOK)》
4《栄光の頌歌/Glorious Anthem(8ED)》
3《輝く群れ/Shining Shoal(BOK)》

・サイドボード
4《梅澤の十手/Umezawa's Jitte(BOK)》
4《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker(BOK)》
3《拘引/Arrest(MRD)》
1《天羅至の掌握/Terashi's Grasp(BOK)》
3《因果応報/Karma(8ED)》

いたって普通のデッキだと思います。解説が必要なカードもないでしょう。

1回戦:白ウィニー


わたしは過去2回8人構築に出て両方とも1没なので、構築のレーティングは1586です。初戦の相手は1559とわたしより下の原点割れ組ですが、何が起こるかわからないのが構築の怖さ。気を引き締めていきました。

1本目:先攻


こちらの初手は《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》。相手も勇丸で対消滅。白ウィニーのミラーマッチとなりました。
相手は《鋼打ちの贈り物/Steelshaper's Gift》から《融合する武具/Grafted Wargear》をサーチしてくる。《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》でないので一安心です。
そのあとはこちらの展開勝ちで勝利。

2本目:後攻


《急降下するグリフィン/Diving Griffin》が出てきてびっくり。
《融合する武具/Grafted Wargear》をそれに付けたので、4枚入れてある《天羅至の掌握/Terashi's Grasp》を叩き込んだら相手投了。

1−0−0 レーティング:1597


2回戦:スライ


相手のレーティングは1692。リミテッドのレーティングは1800近いので強い人にはかわりありません。

1本目:後攻


メインでは《弧炎撒き/Arc-Slogger》がどうにもなりません。

2本目:先攻


土地が1枚でしたが2枚目が引ければ結構良い手札だったので《灯籠の神/Lantern Kami》スタート。
相手は1ターン目から2枚の《金属モックス/Chrome Mox》から《炎歩スリス/Slith Firewalker》+《ショック/Shock》とエンジン全開。
《急報/Raise the Alarm》でチャンプブロックして時間を稼ぐが、いかんせん相手のスリスが大きすぎました。
《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》は《天羅至の掌握/Terashi's Grasp》で破壊、《弧炎撒き/Arc-Slogger》は《拘引/Arrest》で封じるも、時すでに遅し。

《銀騎士/Silver Knight》が抜けた穴は相当大きいです。《オーリオックのチャンピオン/Auriok Champion》+《崇拝/Worship》という対策もあるのですが、あまりに後ろ向きすぎるのでわたしは好きではありません。

1−1−0 レーティング:1589


3回戦:青トロン


相手のレーティングは1770。さすがに勝てる気がしません。

1本目:後攻


相手は《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water's Edge》、《ウルザの鉱山/Urza's Mine》というスタート。青いトロンとは対戦したことがなかったので少し不安になる。
4ターン目にトロンがそろい、さらに《忘却石/Oblivion Stone》を置かれて苦しい展開。
5ターン目にこちらの攻撃前に石を使わず5点食らってエンドに石を起動。こうすればクリーチャーを展開されることがほぼなくなる理屈。マジックの世界は奥が深いです。
そのあとは《骸骨の破片/Skeleton Shard》で《トリスケリオン/Triskelion》を使い回されてどうにもならず。潤沢なマナがあればトリスケを自決させて回収することで、毎ターン新しいトリスケをおける。これも自分では気がつかなかったプレイングでした。
そのあとは《輝く群れ/Shining Shoal》の対象をなぜか本体に向けるあり得ないプレイングをしたりして敗北。

2本目:先攻


3ターン目にナチュラルにトロンがそろって負け。
《天羅至の掌握/Terashi's Grasp》は3マナのソーサリーであり、使い勝手では《解呪/Disenchant》に大きく劣ることを改めて認識しました。

1−2−0 レーティング:1583

《トリスケリオン/Triskelion》の使い方が非常にうまい人でした。ほかのプレイングの面でもうまいと思った場面が何回かあり、非常に参考になりました。
それにしても、《威圧の杖/Staff of Domination》でフィニッシュされるとは思いもよりませんでしたよ(苦笑)。


4回戦:黒緑デスクラウド


相手のレーティングは1586。さすがに2敗ラインなので強い人はいない模様。

1本目:後攻


X=3の《死の雲/Death Cloud》撃たせ相手を2まで追いつめるも最後の一押しができず敗北。

2本目:先攻


相手が沼を引かない間に殴りきる。

3本目:後攻


《血のやりとり/Barter in Blood》を《急報/Raise the Alarm》で完全に無効化するも、《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》が出てきて攻撃が止まる。
相手が《素拳の岩守/Iwamori of the Open Fist》を出してきたので喜んで手札の勇丸を場に出す。

すでに勇丸は場に出ていましたけどね!!

1−3−0 レーティング:1572

3敗したのでドロップしました。素人の結果はまあこんなもんです。
白ウィニーはデッキ構築には頭を使いますが、プレイングはそうでもありません。ですから、使っていてあまりおもしろいデッキではないのです。白ウィニーがメタの一角に名乗りを上げてきたので、わたしはそろそろ白ウィニーを引退しようと思います。もうマイナーなデッキではありませんし。

こう書いてあっても、たぶん縁は切れないでしょうけどね(苦笑)。
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