雑草の萌芽

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双子悪魔はいつ使うべきか?

《いたずら好きな双子悪魔》はいつ使うべきかハタさんのブログ話題になっています。私の個人的な意見としては「原則として相手の手札が2〜3枚になったときに使う」のが正解だと思っています。ハタさんは「昔の理論」として否定的な見解を示していますが、実際のところはどうでしょうか。
双子悪魔が使えるようになったのは1年ぶり。1年前は禁止カードもありませんでした。当然のことながら双子悪魔の最高の相棒は《八汰烏》。手札が尽きれば「ヤタロック」状態に持ち込まれるのが当然でした。このような環境では相手の手札を削るとどめの手段として双子悪魔を使うのが常道でしょう。序盤であれば《強引な番兵》《押収》という強力な手札把握魔法だけを使っていればよかったのです。(追加で使う双子悪魔は鬼でしたが。)

さらに、1枚で試合の流れを変えることができる《サンダー・ボルト》《死者蘇生》といった強力な魔法カードもありました。これらのカードは使うタイミングが重要なので、そのときが訪れるまで手札に残しておく必要がありました。これらのカードを手札からたたき落とす手段としても双子悪魔は優秀だったといえるでしょう。

しかし、現在は強力なカードは軒並み禁止カードになっており、1年前とは環境がまるで違います。試合の後半に残っているカードは、ただ単に使用するタイミングがなかったカードだったという可能性も高くなっています。このような環境では双子悪魔を初手に使うという選択肢もありだと思います。

そういったことを考えてみても、私は相手の手札が少ないときに使う方がよいと考えています。一番の理由はやはり「ハンデスのタイミング」です。相手が双子悪魔を使われると一番きついタイミングで使うのがベストでしょう。

カードゲームはその性質上「手札の数だけ可能性がある」といえます。手札がなければ何もできず、手札の枚数が少なければ少ないほど「コンボ」や「カード間のシナジー」の実現が難しくなります。手札の枚数が5枚の時と2枚の時では、2枚捨てたあとの立て直しに雲泥の差が出ます。手札が1枚ではどのようなコンボもできません。

「手札リセットカードが減った」ことも理由の一つです。《混沌帝龍 −終焉の使者−》《ファイバーポッド》といった最上級のリセットボタンはなくなりました。さらに、手札がわいて出てきた《悪夢の蜃気楼》も禁止カードになりました。手札だけをリセットする《メタモルポット》はデッキを選ぶこともあり、広く使われているとは言いにくいでしょう。このような環境では「一度減った手札を増やすのは容易ではない」と思います。ですから、相手の手札にとどめを刺すという意味で使う双子悪魔にも、十分に理由があると思うのです。

相手のデッキによっては《カオス・ソルジャー −開闢の使者》を落とすことを目的とする場合があります。開闢は出したくてもすぐに出せるモンスターではないので、必然的に手札にとどまる可能性が高くなります。そうなると双子悪魔で落とせる可能性も上がります。このカードは1枚で試合結果すらひっくり返すパワーを持っていますから、考慮に入れておいていいと思います。

個人的にはさらに「キラスネを捨てられるのは損だ」という思いこみもあります。しかし、これは確率の問題でもあるのでここでは割愛します。

私としては「手札が2〜3枚で、かつキラスネが手札にないタイミングで使う双子悪魔がベスト」と考えています。しかし、このようなタイミングはなかなか訪れません。ベストなタイミングに使おうとすると、ライフポイントが危険域に落ち込んでいることもあるでしょう。ですから、あまり深く考えずにとりあえず引いたら使うという考えでもよいと思います。

ただし、重要な例外が一つあります。それは先攻を取ったときの1本目です。相手の手札を見るカードがほとんどなくなってしまった現在では、双子悪魔を使って相手のデッキを推測することは重要です。要するに《強引な番兵》《押収》の代わりとして双子悪魔を使うのです。キラスネが落ちてしまった場合は、こちらの《抹殺の使徒》が早いタイミングで使えると考えればよいでしょう。

双子悪魔とは最低半年は付き合っていかなければなりません。自分はなぜ初手で使うことにしているのか、なぜ温存しておくのかという理由を今のうちに考えておいても、無駄になることはないと思います。よい機会ですからみなさんも一度よく考えて、自分の意見を整理してみてはいかがでしょうか。
遊戯王 > 読み物 | comments (1) | trackbacks (1) | このエントリーを含むはてなブックマーク

Comments

漁火 | 2005/03/04 02:10
土地ゲーで無い手札と場のカードの合計が≠アドバンテージに繋がる遊戯王というTCGを考えれば《いたずら好きな双子悪魔》はハンデスというジャンルに当てはめるよりはむしろ《強欲な壷》クラスの基本戦略と言っても過言では無いでしょう。
それを踏まえると先行で《いたずら好きな双子悪魔》が引いたって事は《強欲な壷》を引いたって事と同義なんで100%打ちますね。
その結果被害(《キラー・スネーク》、《カオス・ソルジャー−開闢の使者−》、蘇生系)を被ったとしてもそれは結果論でしょう。
《キラー・スネーク》の場合でも1−1交換は取れていますし、先行優位は変わりません。
《カオス・ソルジャー−開闢の使者−》、蘇生系ならアドバンテージ的に対処可能なはず。
先行で1−2交換取ったにも関わらず対処できない場合はどの道そのデュエルは負けでしょうし。
後攻の《いたずら好きな双子悪魔》は先行アドバンテージをイーブンにする為にも1−2交換できる場面では積極的に打つべきでしょう。
まぁ、こういう事はあんまり難しく考えたり、瑣末な理由を付けるのは苦手なんで結論を言いますが「強いカードだから適当に打っても強い」以上(笑)

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Trackbacks

《いたずら好きな双子悪魔》 | トライスのブログ | 2005/03/03 16:42
なんかいい議論になってる。双方の良い意見を取り入れつつ、自分の意見もしっかり持って、自分のプレイングにもデッキにも運にも合った使い方をしましょーね。なんか不思議なのは「ひいたらすぐ使う」「温存しとく」じゃなくて、「初手で使う」「温存しとく」の議論に.